こんにちは、ワクワク経営支援に汗を流す税理士・中小企業診断士の林です。
ワクワク経営とは一言で言うと、「未来に期待がもてる経営スタイル」のことです。 

明日に期待感がないと・・・

もう何年も前になると思います。私はある会社の経営支援コンサルを行っていました。私はその会社の経営不振の原因を知るために、従業員一人ずつ、全員にヒアリングを行いました。私が「どうして従業員の方はみんな辞めていくのですか?」と、聞いた時のことです。このある従業員の方の回答が脳裏に焼き付いて、今も離れません。そして、この言葉をきっかけに、私は経営支援の方針を「ワクワク経営」支援に舵取りしました。

不満があるから辞めるではなく、不安になるから逃げるんです

「私達従業員は、今の処遇に不満があるから辞めるのではなく、会社の未来に不安があるから辞めるのです。」私は、てっきり、「給料や労働時間に不満があるから辞める」のだろうと思っていたからです。私はショックでした。給料や労働時間ならば、コスト削減で対応できると思っていたからです。

明日に期待感がある経営こそワクワク経営!

「明日は今日より良くなる」と信じられるからこそ、私達は生きて行けるのです。
コスト削減による決算書の帳尻合わせにはワクワク感がありません。言い換えると、どんなつらさも、ワクワク感があると人は耐えられるのです。

ワクワク経営を目指すことで、様々なメリットが生まれます。

 一番大きなメリットは、会社の空気感が軽くなってきます。なぜなら、経営者も管理職も従業員もみんな会社の未来に期待しているので、活気が出てくるからです。

となると当然ながら・・・
・従業員の職場離れが減ります。
・経営者及び管理職のストレスが軽減されます。
・業績(決算)が向上します。
・取引先が拡大し、人材が集まります。
・みんなが健康になります。

 もう、挙げていくとキリがありません。まさに、メリットだらけです。
しかしながら、ワクワク経営は中小規模事業者でしか導入できません。
だからこそ、中小規模事業者にとって、最大の武器になるのです。

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