参院選で政権与党がぐらつきだした頃、オールドメディアが急に使いだした言葉がある。「排外主義」だ。多様性を認め、人権的平等を強く主張している人達は、外国人を特別扱いするのは良くないと主張する。私も外国人に、殊更に不利益を与えることには、反対である。でも、待って欲しい。今、問題として認識しなければならないのは、色々な日本の社会制度を狡賢く利用する外国人の存在だ。例を挙げると、外免切替、母国の親族の扶養者扱い、免税店の不正利用、経営管理ビザ取得による在留資格の取得、住民税の課税逃れなど、枚挙に暇がない。それでも、排外主義だと主張するオールドメディアの指摘は当を得ているのであろうか。
私は思う。外国人であれ、日本人であれ、日本国に住む以上、日本のしきたり、習慣を大切にして欲しい。それが信頼関係を生むからだ。そして、その信頼という基盤の上にルールが生まれ、法律が設けられる。
民泊で大騒ぎ、電車の中では大声、写真を撮るための無謀な行動、まずは、このような日常生活から改めて欲しい。
ヨーロッパには、4世紀のローマ時代からこんな言葉がある。
“When in Rome, do as the Romans do.”(郷に入っては郷に従え)