先日、11月23日に、私が学ぶ維新政治塾の2回目が開催された。今回は、維新政治塾奈良支部の支部長、奈良県知事山下真氏が登壇された。1時間ほどの講義だったが、随所に「気づき」、「聞き処」があった。
特に、なるほどと思ったのが、「維新には議員はいるが、首長が少ない。首長の選挙戦で勝てるようになって、初めて足腰の強い政党と言える(私の解釈です)」のようなことをお話されたところである。
地方の政治形態は、都道府県レベルであれ、市区町村レベルであれ、基本的には、首長と議員を有権者が選ぶ二元代表制である。ところが、その中身をみると、同じ住民代表であっても、全く違う景色が見える。すなわち、議会は数名から数百名で構成されるのに対し、首長はたった1名である。複数人が当選する選挙とたった一人しか当選しない選挙、どちらが過酷になるかは推して知るべしであろう。そういう意味で、山下知事は「まだ、維新は首長選に(単独で)勝てるような足腰の強い政党ではない」と言いたいのであろう(私の解釈)。
私は、何がなんでも議員を目指しているわけではないが、少しでも政治の力になりたいと思っている。この塾を通じて、何かそういうステージに出会いたいと思う。