Categories
ワクワク情報

論理的に考える

私が、現役バリバリで仕事をしたいたころ、ビジネスの場面で最も私の武器であったものは、論理的に考える(=ロジカルシンキング)という習慣だった。この習慣のおかげで、私は多くの顧客のお役に立てた。

ロジカルシンキング・・・よく聞く言葉だと思います。でも、もうひとつ分かり難いという方もいらっしゃる様ですから、この言葉の意味を確認します。

ビジネスにおける論理的思考とは、ある課題(=issue)に対する自身の主張(=claim)に
確固たる根拠(evidence)があるということです。この3つの要素ICE(アイス)が
揃っている状態を論理的というのです。

よく、相続の相談などで、いきなり「節税対策」を解説する人がいます。これなどは、全く論理的な面談をしているとは言えません。なぜなら、まずは、課題(何が本質的な問題なのか)の特定をしなければいけないからです。悩まれているのは、納税資金がないことのか、相続に伴う紛争であるのか、今後の商売の担い手なのか、それとも、相続人以外で財産を分与したい方がいるのか、一言で相続と言っても、実は千差万別なのです。にもかかわらず、いきなり「節税対策」(税理士に多いんですよ)はやはり、コンサルタントとして、顔をしかめてしまいます。

ロジカルシンキング、今でも私の生命線です。

By anshin-support

1964年に生まれる。。
1998年 税理士 登録。
2001年 中小企業診断士 登録。
2002年 コンサルティング会社を設立し、代表取締役に就任。
現在、「人のお役に立つ!」ことを理念に掲げ活動している。