みなさまには、日頃、ワクワクすることがありますか?
日常のワクワク感はとても大事です。なぜなら、日常のワクワク感は脳を活性化するからです。その結果、しあわせ物質といわれるセロトニンやドーパミンが分泌され、何だか楽しくなります。もちろん、健康にもプラス。まさに、良いことずくめです。
では、どうすれば日常のワクワク感が手にはいるのでしょう。一番、簡単で効果のある方法は、「いつものメンバーをたまには避けてみる」というものです。どういう意味かというと、こういうことです。確かに「いつものメンバー」は安心です、気持ちも落ち着きます。その一方で、リアクションも想定できるし、話す内容も予想がつきます。要するに、意外性に欠けるのです。こうなると、脳は反応しません。ワクワク感からはほど遠い状態です。これが「いつものメンバー」ではなく、「初対面の人」と会うとしましょう。すると、当然ながら、相手のリアクションも話す内容も予想がつかないので、ワクワク感がでてきます。
これを会社経営に応用しましょう。例えば、得意先担当者を替えてみたり、オフィスの席替えをしたり、コスプレ出勤OKの日を設けたりしてはどうでしょうか。おそらく、会社の出勤にワクワク感が出てくることでしょう。そして、こんなワクワク感が意外なアイデアを呼び起こし、会社業績を引き上げたりするのです。
何十年も同じメンバー、席替えもしたことのないような会社に、イノベーションなど起きるはずがないのです。